日本スポーツ界大革命論
今月、北海道土産の定番「白い恋人」を製造していた石屋製菓が賞味期限を偽装していた事が発覚した
不二家、ミートホープ、ときて食品業界の醜聞は止まらない
しかし今回の話は別のところの膿をさらけ出す結果になった
石屋製菓はサッカーJリーグのコンサドーレ札幌のメインスポンサーだ
事件を受けて球団は
大勢の消費者を騙し法律を犯すという社会的に大きな問題を起こした企業
との契約を解除するだろうと思った。
しかし話は正反対にすすんだ
契約解除などとんでもない、来年以降もお願いします、
という信じ難い対応だ。しかも問題となった消費者を騙した製品である
「白い恋人」の広告を胸につけたままプレーをすると言う
違法行為で大勢の人を騙して利益をむさぼっていた商品の広告塔になる連中が
何を考えているのか理解不能だったのだけど
とある記事でこいつらの頭の中がわかった
http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20070817-OHT1T00089.htm
賞味期限が偽装されていた「白い恋人」のロゴを胸につけながらのプレーだったが、恥じ入る選手はいない。
「恥知らず」な生き物に礼節を伝えるのは無理だな
服役回数を自慢するヤクザを更正させるのと同じくらい無理
Jリーグは引退後の対策とかいって、就職課の真似事をしていると聞くけど
上っ面のテクニックだけ教えても人間性を改めさせなければ無駄だろ
社会的に大問題をおこした会社から金もらって広告塔になって平気な
腐りきったメンタリティはどうして発生するのか
実はこの流れを絶とうとする試みがつい最近あった
話はサッカーではなく野球になるが、
高野連が特待生制度を廃止しようとした
これは世の中の流れをよく汲み取った賢明な判断だと思う
野球さえ上手ければ、勉強もしなくていいです、学費もいりません、
そんな事をして社会性のかけらも無い「野球バカ」を作るシステムを廃止しようとしたのだ
かつてそのように生産された「野球バカ」には実業団という引き取り先があった。
ここで時間をかけてまっとうな社会人へのソフトランディングがおこなわれ
引退後は終身雇用制度の元でそれなりのサラリーマン生活を営めた
しかし実業団スポーツは崩壊の危機に瀕している
引き取り手の無い「バカ」を今までどおり生産するのはどう考えてもマズイよな
「バカ」と言っても単純に一般常識に対する知識が乏しいというだけでなく
特待生というシステムの中にどっぷり浸っていると
自分は大層な事をやっていているんだ。だから誰かが金を出してくれて当然だ。
というお気楽な意味の「バカ」も身についてくる
サッカー選手とて同じ事だ。球っころ足で転がすのがうまいだけで
中学・高校・大学と何もせずにスルーして「サッカー馬鹿」の完成
だから社会的に問題がある企業とどう付き合うか、なんて簡単な事もしらない
俺様が見せてやっているサッカーチームが無くなったらみんな困るからどんな事しても金だせよ
この程度の認識なんだろう
もっとも社会性の程度が低いスポーツ選手はサッカーばかりではない
新聞を読む程度の習慣も無いだろうから、
怪しげな会社の金でも平気でごっちゃんしてしまう例はいくらでもある
●プロ野球マスターズリーグでは自転車操業で出資をあつめて破綻した近未来通信が札幌チームのスポンサーだった。ちなみに近未来通信は女子ゴルフのトーナメントも開催した
●バスケットボールbjリーグの富山グラウジーズのスポンサーだったアトラスプロモーションは実態の無いモデル話で経費だけをあつめて脱税、最後は破産した。
●後に五輪で金メダルを取る野口みずきは、当初ワコールに入社したがその後グローバリーに移籍。グローバリーは度重なる違法営業行為により営業停止や刑事告発を受け本業を自主廃業して上場廃止になった。
後ろ暗い商売をやっている連中にすればスポーツ選手は良いカモだ
資金援助があって当然と思っているので、
金を渡せば何の疑いもなく受け取って広告塔をやってくれる
さて高野連の特待生廃止という先見性のある提案に対しての反応は
現場を知らない老害がなにを言っている、という反発だった。
しかし現場を知っていると思っていた連中は社会の方を知らなかった。
エリートシステムで「スポーツ馬鹿」を生産して国際大会で良い成果を!
なんていうのは他に夢の無い発展途上国とか矛先を外に向けたい全体主義国がやること
一度は先進国になり黄昏始めている日本がやるべき事は
普通の生活をしている才能あるアスリートを
普通の生活を維持できる程度の環境で技術を強化できるように支援する事
競技で稼げる者は働く必要はないが、稼げない人は当然副業をする
「スポーツ馬鹿」にならなければ生産性の高い仕事につく事も可能であり、
そのあいた時間を競技活動にあてればよい
そのような「普通の人達」が競技会で出した結果は
たとえ素晴らしい成績ではなくても尊敬を受けるであろう
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